妻の尾てい骨の下あたりにテニスボールをグイグイ押し込む
なぜ押し込むのか?
今朝の職場へ向かう電車の中で、突如スマホへ開始の合図が届いたので、会社でノートパソコンだけピックアップして仕事は休んで病院に駆けつけると、定期的に妻の尾てい骨の下あたりへテニスボールを力の限り押しつける過酷な競技を決着がつくまで行ったので疲労困憊です…
— miyaina (@miyaina) 2018年10月31日
3度目の立ち会いで初めて押し込んだのですが、陣痛を和らげる効果があるようです。
今までもプレ父親教室で聞いたり、立ち会いの心得を記したプリントで読んだかもしれませんが、そのような技があることをすっかり失念しており、しかし今回のLDR(陣痛分娩室)にはテニスボールが備えてあったので、グイグイ押し込むことができたのでした。
もちろん、パートナーの要望次第だとは思いますが、私はわりとあらん限りの力をふりしぼって押し込みました。
求められる技量
それ以外にも立ち会い中は、病室では二人きりの時間が長いのでおしゃべりや励ましの技量も求められます。私は乙女座A型趣味読書のインドアタイプなので病院のような静かな場所では声を潜めてしまうのですが、妻からは普通の声量で発話することが要請されました。
栄養補給も怠ってはなりません。長女(現10歳)のときには30時間以上に渡る苦闘で自分がどこで食事を取ればよいのかもわかりませんでしたが、今回はあらかじめ長期戦を覚悟して昼食時には病院のレストランに降りていき、注文したエビフライのランチプレートにコーヒーを付けました。
などなど出産の立ち会いは心身ともにウル技(テク)が求められる競技と言えるのではないでしょうか。
子宮口は何センチ開くのか?
インターネット上のどこかに書いた気がするのですが、次女(現6歳)が生まれた病院で出産を控えたプレママパパに担当の先生が自己紹介やお産の流れを説明してくれる教室がありました。
そこで先生が「赤ちゃんが出てくるときにどれくらい子宮口が開くかわかりますか? みなさん、こうして輪っかを作ってみてください」と言って、両手の中指と親指で円弧を作りました。「もっと大きいです。もっとです!」
私も輪っかを作りました。よく思い出します。